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ライトノベル、及びに携帯小説における理想の主人公像

 ずーっと政治関連の話ばっかりだったので、そろそろ閲覧者数減らしも兼ねて雑記を。というか、こりゃいくらなんでも人が多すぎだよ。3万人オーバーって何?

 本日は小説の執筆をしつつ撮影の準備をしつつ反対活動に従事。もう、忙しくて狂いそうというか、完全に狂ってます。その合間をぬって知人編集者複数名と会話をし、ライトノベル、及びに携帯小説における理想の主人公像の書き方を伝授される。

 以下が、その条件。

1)友達ができないではなくて、敢えて友達は作らない。
 「友達ができない」あるいは「友達はいない」と描写することは厳禁。「敢えて」を強調することによって、「本当は友達なんて死ぬほどを作れるのだが、色々と理由があるから作らないのだ」という含みを持たせること。ちなみに、一番安直な理由は「周りが馬鹿ばかりだから」。

 こういう主人公を作っておくと、友達がいない孤独な読者が安心して作品を読める。

2)目立たないのではなくて、敢えて目立たない。
 「目立たない」あるいは「影が薄い」と描写することは厳禁。「敢えて」を強調することによって、「本当はいくらでも目立てるのだが、色々と理由があるから目立たないのだ」という含みを持たせること。ちなみに、一番安直な理由は「某かの密命を帯びているから」。

 こういう主人公を作っておくと、周囲に無視されている影の薄い読者が安心して作品を読める。

3)実力がないのではなくて、敢えて実力を隠している。
 「無能」あるいは「能力が著しく劣る」と描写することは厳禁。「敢えて」を強調することによって、「本当は凄い実力があるのだが、色々と理由があるから実力を隠しておく必要があるのだ」という含みを持たせること。ちなみに、一番安直な理由は「力が暴走してしまい、周囲に多大な迷惑をかけるから」。

 こういう主人公を作っておくと(以下略)。

 なるほど。いちいち納得できる理由ばかりである。

 そこで、この3つの要素を全て足した主人公でストーリーをシミュレーションしてみることにする。つまり、敢えて友達は作らず、敢えて目立たず、敢えて実力を隠している主人公だ。


……

…………

………………

 3時間も考えたが、ストーリーの端緒すら思い浮かびましぇーん。だって、こんなヤツが何かすることはとても思えないじゃないか。仕方なく実例を集めるため、知人に「あのさ、学生時代に敢えて友達を作らないヤツっていた?」と質問したところ、「学生時代はみんな友達を作るよ。いや……そういえば、友達を作らないやつがいたなー。いじめられっ子だった」といういきなりオチ言っちゃう展開に。

 駄目だよ。ばればれじゃん。

 そういう次第で腹を立てて、サブディレクターに「駄目だ、駄目だ。こんなに脇の甘い設定はイカンよ」と愚痴ったところ、「いや、大丈夫。読者にはばれないから。それに、君の仕事は夢を売るんじゃなくて、夢見がちな人に安心できる商品を提供することだから」と軽くいなされて沈黙。

 鳥山仁四〇歳。初めて大人になった、或る初夏の日。

たちばな書店・秋葉原店が警察の捜査を受けたという情報に関して。

 ここ2日ほど、タイトルの一件でほとんど寝ておりません。というか、死ぬ。現在、風聞も含めてエロ業界で流れている情報を列記しておきます。二重に裏を取った情報だけ載せますが、未確定のものも含まれますので、違っていた場合は直ちに事後修正します。

1)6月23日(火)にたちばな書店・秋葉原店に警察が家宅捜査。店長が逮捕される。罪状はわいせつ物頒布罪が有力。

2)押収された商品は疑似ロリ系の作品群で、RとかMが制作したものという説が有力だが、具体名までは判明せず。

3)警察がわいせつ物頒布罪でたちばな書店を摘発したのは、6月26日に開かれる自民党・公明党・民主党の3党で行われる、児ポ法改正案の審議に合わせて逮捕者を出したかったが、法令遵守が徹底していたため児ポ法では摘発できず、わいせつ物頒布罪を使って見た目だけでも実績を作りたかったのではないかという説が有力。

 という感じです。

 まあ、26日の会議に合わせて警察が活発に動いていたことは、先週から児ポ法絡みの逮捕者報道が増えていたことから予想はしていたんですが、児ポ法が使えない疑似ロリものをわいせつ物頒布罪で摘発し、しかも書店が犠牲になるという状況は想定していませんでした。

 しかも、家宅捜索が入った場所が秋葉原なんて、誰がどう考えたって警察が自民党と公明党のアシストをしたがっているのが見え見えでしょ。これが報道にかかると、わいせつ物陳列罪による摘発だが、児ポ法の強化を〜というミスリードになる可能性が高いんでしょうな。

 で、ここで念を押してきますけど、今回の一件で必ずパニックになるヤツが出てきて、規制反対運動の足を引っ張りにかかるはずなので、見かけたら反対運動から棒で叩いて追い出して下さい。ぶっちゃけ、こういうヤツを説得したり安心させたりするだけの時間的余裕が今の反対派にはありません。審議会は明日に開催ですからね。

 前日のコメント欄にも書きましたが、攻撃というのは同時に多方向から行われるもので、その目的は敵の予想していない方向から攻撃をかけることでパニック状態にすることにあります。規制反対運動の主力は二次元好きですから、三次元の疑似ロリには大半が興味を持てず、しかもわいせつ物頒布という罪状での逮捕は予期不可能ですからパニックになる可能性が高いわけです。

 そして、先日の日記にも書きましたが、パニックになった人間というのは確率論を持ち出して、規制反対運動を縮小させたがります。これは、本人が冷静になったふりをしたがるのが原因ですが、ハッキリ言って邪魔だし無駄だから、とっとと反対運動から距離を取って大人しくしていてもらいたいわけですよ。本当に冷静な人間だったら、こんな時に「確率が低いから〜すべきではない」なんて言い出しません。そんなことも分からない段階で、もう冷静じゃないんですね。

 で、反対運動に関する作戦ですが、前日の記事とは別に、一GT掲示板参加者さんが『自由民主党(自民党)やその議員を投書で動かすためには』というエントリーを紹介してくださっているので、これも参考にして下さい。

 後はAPPが天皇制をレイプと同一視しているという話を、読売に電凸したり、ネット上にばらまく作業も、メール作戦と平行して強化していただけると助かります。特に2chは取材費を削られた週刊誌系のライターが結構常駐しているので、変なところで引っかかって確率変動がかかる可能性があるため、やっておいて損はないです。

 とりあえず、今日の夜までが1つの山場になるの……かな?

追記を表示

読売新聞が、天皇制をレイプと同一視する極左団体の主張に全面同意している件について(6月26日の児童ポルノ禁止法改正案審議に伴う最終攻勢案)

 時間がだいぶ空いてしまい、申し訳ありません。〆切は終わったんですが、小説の執筆に手間取っております。諸般の事情でかなりオーバースペックな作品を創っているのが原因なんですけど、まあ、これはいつものことですね。読者、及びに編集部の要求と、自分の要求を折り合わせず、同時に満足させようと思うと「戦闘機でもあり爆撃機でもある」飛行機を設計しないと駄目なわけです。P-47サンダーボルトみたいなヤツね。

 ここでニヒリズムに陥って「どうせ、読者が好きなのはこんなもんだろう?」とやってしまったり、萎縮して「どうすれば、読者様に悦んでいただけるか」と媚びへつらってしまったり、その反対に「俺はやりたいことをやるんだ。他人の話は聞かぬ」と唯我独尊になってしまうと、たいていの場合は作品の出来が芳しくなくなります。そうではなくて、「読者が悦ぶものは作る。だがしかし、自分の要求水準は変えない」というのが正しい商業系クリエーターの態度でしょう。

 今回の小説が難産になった理由は、以前の日記に書いたとおりで、邪気眼的な主人公を正確にシミュレーションした結果、想定される読者層から「痛すぎる」と猛烈に反発されたことにあるんですけど、うちのサブディレクターのサジェスチョンに従って、以前にcrowserpent氏の烏蛇ノートを精読して「ひょっとして使う機会があるかもしれない」と思って脳内に構築しておいた非モテシミュレーターを併用した結果、かなり良い感じの設計に仕上がりました。やっぱり、作家に必要なのは「執拗さ」ですな。第1章だけでも、5回は書き直した甲斐があったよーん。

 で、このしつこい性格を児童ポルノ禁止法反対運動に活用(?)してきたワケですが……ついに来ちゃいましたね。ジャッジメント・デイが。すでに規制反対派の諸ブログで発表されているので今更になっちゃうんですけど、6月26日に自民党・公明党・民主党の3党で、児ポ法改正案の審議入りが決定致しました。

 この改正案の最大の争点は児童ポルノの単純所持罰則化で、自公案・民主案の双方に含まれている点なんですけど、自民・公明の改正案の第二条には、

2 児童ポルノに類する漫画等の規制及びインターネットによる閲覧の制限については、この法律の施行後三年を目途として、前項に規定する調査研究及び技術の開発の状況等を勘案しつつ検討が加えられ、その結果に基づいて必要な措置が講ぜられるものとする。

 (調整規定)


 というのがありまして、自公案がまるまる通過してしまうと、児ポ法が改正される三年後には、確実にマンガ・アニメ・ゲームにおける18歳未満に「見える」ポルノ表現の規制が決定的になります。

 これを後押ししているのが読売新聞6月21日の社説




児童ポルノ 与野党で法案の一本化を急げ(6月21日付・読売社説)

(前略)

 最近は、少女らをレイプして妊娠・中絶させる過程を疑似体験する日本製パソコンゲームソフトが国際的に出回り、英国議会などで批判された。

 この問題を受けて業界団体は、性暴力を扱うゲームソフトの製造販売を禁止することを決めた。

 児童ポルノのゲームなどに対する規制も、与党案は今後の検討課題として盛り込んでいる。「表現の自由」とのかねあいもあるが、児童保護の観点から積極的に議論すべきだ。




 と書いており、敵さんが何を狙っているのかが丸わかりで、面白くて仕方ありません。読売の社説で攻撃対象になっている『レイプレイ』を糾弾している、APPのような極左団体が、

 天皇のような差別的・特権的・反動的地位に就く権利というのは基本的に、レイプ権に近い差別的特権的「権利」であると思います。

などと、公然と天皇制=レイプ権などと電波をかっ飛ばしているのに、それを無視して同調する保守系の政治家やマスコミって、一体どんな存在意義があるんでしょうか? まあ、彼らにとっては極左団体よりもキモオタを社会的に抹殺する方が、社会衛生上好ましいってことなんでしょうね。

 ちなみに、このブログでイクォーリティ・ナウやAPPを「反日」と書いたところ、「そういう言い方をするのは如何なものか」という書き込みを幾つかいただきましたが、事実は事実なんで変えるつもりは全然ナッシングです。

 天皇制廃止を政治的課題に掲げるのと、天皇制をレイプ権(なんじゃそりゃ)と同一視するのはまったく別の話です。それが分からないというのであれば、正直言って狂っているとしか評価のしようがありません。私が極右団体を煽ってるんじゃないかという懸念があるようですが、そういう問題じゃないのはAPPの主張を見れば分かるでしょ? これ、完全な関連妄想ですよ。

 相手が精神病患者や人格障害者なので理性的な呼びかけが通用しない、という事態をシミュレーションできないのは、理性的に振る舞おうとする人間の悪癖です。こういう、現実とは乖離した妄想はすぐにでも修正して下さい。この世にいる人間全てが正常だという前提条件は、ただのファンタジーに過ぎないんですよ。狂っている人間に限って「俺は悪くない。社会が悪いんから上手く物事が進まないんだ」という妄想に駆られて政治的な介入をしたがるのが現実なんです。

 で、こうした状況に対抗する方法なんですが、まず黙っていて自民党案を民主党が丸飲みしたら、3年後には確実に二次元系の18歳未満に「見える」キャラクターによるエロ描写が、ほぼ全面禁止になるということは頭にたたき込んでおいて下さい。

 忠告はしたからね! 忠告は!

 でも、それでも黙っていたいというのであれば、それはそれで一つの選択肢なんで、ああだこうだ言うつもりはまったくありません。

 じゃあ、行動するなら何をすればいいかですが、既に『選挙に行こう』が書いているとおり、現状では26日の審議会が始まるまでに、この審議会に参加する野党の法務委員会所属議員に、葉書かメールで要望書を送るのが優先順位の第1位となると思われます。ファックスでの送信は厳禁で、これは威力業務妨害で訴えられる危険性があります。また、封書で送付された場合は、封を切らずに捨てられるおそれがあるので、これもやらない方が無難です。

書面の内容ですが、

1)挨拶
2)自分の氏名、職業
3)本文

 6月21日付の読売新聞の社説を読んで、お手紙をお送りさせていただきます。児童ポルノ禁止法は、個人法益を対象として成立したにもかかわらず、実在する被害者児童の救済は制定後10年を経過した現在もまったく行われていません。従って、事実上の所轄となっている警察庁から、専門的見地を有する厚生労働省の所轄に移すよう明文化すべきです。同時に、この法律を第一条の趣旨に真っ向から反する、社会法益実現の為の法律へ180度の転換を図る、第二条2項の予備調査を含む与党案には、断固として反対します。

 という感じになります。

 葉書は可能な限り手書きが好ましいと言われていますが、悪筆の場合は印字の方がまだ読めますので、必ずしもこだわる必要はありません。印字の場合は、法律関係の文書が12ポイントのフォントサイズを基本としているので、これに従って文字の大きさを決めるのがよいと思われます。ただし、署名のみは直筆でお願いします。

 また、特にメールの場合ですが、画像の添付は二次元、三次元を問わず厳禁です。これをやったせいで、どんだけ規制反対派にダメージを与えてしまったかは、繰り返しになるんですけど明記しておきたいと思います。あ、後はアニメとかマンガの話もできれば止めてください。そこんとこ、よろしくお願いします。

メールの送り先に関しては、『選挙に行こう』を参照してください。野党の法務委員所属議員が送付対象です。

 次にプライオリティの高い活動ですが、これは上記と同様の手法で冤罪の危険性ついて指摘するというもので、恐らく既存の規制反対派の活動は、この手法を用いると思われます。

 3番目にプライオリティの高い活動ですが、先述のように規制推進派の主要な団体の1つであるAPPが、天皇制とレイプ権を同一視しているという問題と、この団体の主張を読売新聞が社説で丸飲みしていると事実をくっつけて、

読売新聞が、天皇制をレイプと同一視する極左団体の主張に全面同意している

 という話をネット上にまき散らしておいてください。
参考になるサイトは、やはり先述のAxGxのブログ「反ヲタク国会議員リスト」メモの記事と、読売新聞の社説です。

 いやあ、それにしても読売がこんなビックミステイクをするなんてラッキーとしか言いようがないですな。毎日新聞もそうだけど、新聞記者の情報収集能力って、中学生並みに低くてホントにビックリだよ。調べる習慣がないんですな。

 さて、最後のプライオリティになるのは、Запретная Зонаの記事をオタク系のサイトにばらまくことです。これは、APPのメンバーであるdiscaが、CLANNADというゲームのアニメ化作品を女性差別的だと言い出したという内容なんですが、主張に関しては、もうねぇ……。こいつ、冗談抜きで火だるまにしてやらないと駄目ですな。

 とりあえず、26日までのタイムテーブルにおける、作戦案はこんな感じです。

 そうそう。反対運動の基本的な心構えですけど「成功確率が1%の計画は、100回やれば1回は成功する」ですので、この辺はよーく覚えていてください。というのは、政治活動に限らず、引っ込み思案で内向的な人というのは、すぐに「確率」の問題を持ち出して、成功確率が低いと「可能性が低いからやならい」と自分自身に言い訳するだけならまだしも、他人にまで吹聴して足を引っ張りにかかるので、これを止めて欲しいんですね。

 でも、対人関係が絡む問題では100%成功する作戦というのは存在しないですし、仮に見た目の成功確率が0.0001%の作戦でも、成功すれば1回のカウントになる上に、それが決定打になったというケースは意外に多いんですよ。

 だから、自分がやらないのは結構だし、無理にしろと言うつもりはまったくないんですけど、確率の問題を持ち出して周囲の足を引っ張りにかかるのは、くれぐれも止めてくださいな。それは、ご自身の内面の問題しかないし、対人関係で上手くいくタイプの人間というのは、まず間違いなく成功確率よりも成功回数を重視するんです。

 この点に関しては、以前にこのブログで文章を起こしているので、暇つぶしに読んで見て下さい。

 さてさて、それでは私も、そろそろ執筆活動に戻ります。最後になりますが、紹介させていただいた各サイト及びブログの執筆者の皆さまには感謝! 感謝です! 読売新聞の社説は例外だけどな! あんな馬鹿記者、死ねばいいのに。

先日の日記に対する質問への回答・その3(政治的スタンスに関して)

 ようやっと〆切が終わり、閲覧者数も減ってきたので、時間が許す限りコメントを返していきたいと思いますが、その前におさらい的な意味も含めて、私の政治的スタンスについて説明をさせていただきます。

 極言すると、私の政治的スタンスは『反官僚主義』です。つまり、可能な限り官僚から権力を奪い、官僚を定期的に(国会)議員が査察するシステムを強固にすることが、政治を運営する上で望ましいと考えています。具体的には、

1)国会議員定数の削減に対する反対。
※議員定数の削減に反対するのは、官僚を監視すべき立場の議員の数を減らすことは、官僚の暴走を引き起こしかねないという憂慮から来ています。

2)国会議員への増給、及びにスタッフの増員に対する賛同。
※理由は(1)と同じです。

3)国会議員の世襲制禁止法成立に伴う、2世官僚、3世官僚を禁止する法律の制定を要求。
※多くの人は忘れていますが、官僚は選挙ではなく試験で選ばれるので、親が官僚の場合は事前の試験想定がしやすいために、子の試験合格率は上昇し、かなりの割合で2世、3世、4世官僚が誕生しています。世襲議員を禁止しても、世襲官僚が残れば官僚の権限がファミリーという形で増大するだけです。
 2世官僚の代表的な人物が東条英機です。

4)官僚の内部人事権を阻止するために、人事院の廃止と公務員の労働組合結成の認可。
※官僚が国会議員にたてつけるのは、人事権を自分たちが握っている(これを、相互選定を略して互選と呼びます)からで、この制度を廃止せねば議員の権限が官僚に及びません。つまり、国会議員には官僚を政策でクビにできる権限が必要で、その為には人事院の廃止とそれに伴う公務員の労働組合結成の権利は必須です。

5)官僚が恣意的に開催する委員会で、議員以外の民間人や学識者を招聘することに、大幅な制限を設ける。
※これも頻繁に見逃されることですが、官僚が国会議員の認可なしで民間人や学識経験者呼んで「××委員会」を開催して政治的実績を作ることは、本当の国民代表である議員を無視して自分たちに都合の良い「国民代表」を勝手に作ってしまうことと同義で、決して許されるべき慣習ではありません。可能な限り早期に、これらの慣習には法的な規制を設け、委員会を開催する場合は事前に国会議員のチェックを受ける制度を設けるべきです。

となります。さしあたって、早期に実現したい政治的な希望は(5)で、これが表現規制反対運動の主要な目標になってくれれば……と願ってはいるんですけど、これがなかなか難しい。ここまで来ると、政治学研究の経験者か、もしくは実体験が必要なので、昨日今日に反対運動に参加した人には、ぴんと来ない話なんですよね。

 でも、これが成立すると、警察が勝手に委員会を作って、自分たちに都合の良い「有識者」=偽国民代表をでっち上げることを制限できるんですよ。マジで。

先日の日記に対する質問への回答・その2(活動方針に関して)

 次に、メーカーやクリエーター個人が、凌辱ゲームの事実上制作禁止という現状に反対しているのかどうかという質問に関してですが、私が聞いた範囲ではメーカーが流通に対して、凌辱ゲームの販売を継続できないかという相談を持ちかけているというケースを確認しています。

 ただし、ほとんどが流通に断られているそうです。まあ、メーカーは立場弱いからね……。

 こうなってしまうのは、流通とメーカーの資金力の差というのもあるんですが、一番の問題は流通がエロゲーを扱うことによって得られる利益で、4年ほど前に私が実地調査した時の金額が1箱あたり80円。流通の人は「このままなら、エロゲーは扱わない方が良いレベルだ」という話をしていました。現状がどうなっているのかは分からないですけど、状況が変わっていないなら1000個売っても8万円にしかならない商品のために、身体を張ってまで対抗しよう、という気にはなれないというのが本音でしょう。利ざやのいい商品は、ほかにもあるわけですし。

 じゃあ、小売りはどうなんだという質問に関してですけど、さすがにこの金額じゃないけど、小売り全体の収益に占める割合はやっぱり低い。たとえば、某家電小売業はエロゲーも扱ってはいるものの、売り上げの全体に占める割合は1桁パーセントという話です。ゲームのジャンルを凌辱系に限定したら、その数値はもっと低くなります。

 でも、こうしたエロゲーに関わるクリエーターの非力さは、規制推進派の主張がデタラメであることの証拠なんです。市場規模も影響力も小さいから、バッシングの対象にされても大々的な反撃ができないってことですね。

 じゃあ、クリエーターとユーザーが一緒になって規制反対運動を盛り上げられるか……というと、これも現状ではちょっと難しい。これは、原因が複雑に絡み合っていることなので、ばっさり説明することが難しいんですが、おおよそ

1)そもそも、クリエーターに政治的資質がない。創作者としての能力と、政治的な能力は別物。

2)ユーザーとクリエーターの趣味趣向がずれるとタッグが組めない。

3)それ以前に、クリエーターの存在そのものが、規制反対運動には邪魔。

に集約できます。

 (1)に関しては、ここでも何度か書いていますが、改めて説明すると創作者として空想の世界を作るのと、現実認識能力はトレードオフの関係にあるため、創作に没頭していると現実が見えなくなる(ので、政治活動では役に立たない)ということになります。

 かく言う私も、小説を書いている時は相当な「バカ」になってるな、という自覚があります。また、創作すべき時間を政治活動に使えば、それだけ商業場で同業他者に対して不利になるという問題も解決されていないし、今後も解決されないでしょう。

 それ以前に、児ポ法反対運動なんかでは顕著だったんですけど、政治活動に積極的に参加していたクリエーターの、クリエーターとしての「質」に問題があるという目も当てられない状況がずっと続いた結果、政治に参加したがるクリエーターがそもそも胡散臭い、専業で食っていけないから、政治活動で名を売ろうっていうんじゃないのかっていう悪いイメージがついているのも憂慮すべき点です。

 で、残念ながらこれは事実でした。「でした」と書けるのは、反対活動をやっても名を上げられない、自分の評価に繋がらないということがクリエーターにも理解できるようになり、潮が引くように「売れない漫画家」が消えていったためですが、これは裏返せばクリエーターにとって政治活動が自身の商業性にほとんどメリットがない、ということを意味しています。

 その代表が久米田康治で、『さよなら絶望先生』第17巻の紙ブログでアグネスネタまでやっているのに、規制反対派のユーザーからの評価はほぼ皆無。ガチロリが多い規制反対派のユーザーと、久米田の作風がマッチングしないのが原因ですけど、これじゃ作家が真剣に規制問題を自己の作品に反映させたいとは思いませんよね。久米田はその点を気にしていないようですが、これは彼が作品内で政治問題をギャグとして処理しているからでしょう。これが先述の(2)の問題につながるわけ。

 で、最後の(3)ですが、代表格は倉田いち朗で、児ポ法で逮捕とか、児童の盗撮写真を持っていて逮捕とか、ねえ……。もう、これもしつこく繰り返しているんですけど、ガチロリのクリエーターが反対運動の支援に回るのは結構だけど、正面戦闘に参加されるのは迷惑というか、どう考えたって分が悪い戦いになるから、最低でも別働隊として動いて欲しいとしか言いようがない。

 後は具体的な名前は言いませんけど、「規制があった方が、クリエーターが色々と考える分だけより良い作品が作れる」なんて趣旨の発言をしている×××なんかは、私を絶望的な気持ちにさせてくれます。自分で文章練習してないって告白しているのと一緒だって気付よ。ネタの組み合わせだけで食ってるから、そんな戯言が出てくるんだよ。自分が言っていることの意味を、よく考えろ。

 その他にも、「頭を下げていれば何とかなる」という趣旨の発言をしていた唐沢俊一、最近だと自分が書いたマンガ論争の本が売れなかったら「反対運動はお終いだ」などとほざいていた昼間たかしなんかは、偉そうに上から目線で「オタク」に説教したあげくに、先読みができないから肝心なところで役に立たないという、どこの娯楽小説の小物役だよって感じの連中もいます。

 正直言って、この手の奴らと組めるかって訊かれたら「組めないよ」と答えるしかないんですよ。上から目線の連中は、すぐにクリエーター特権を主張してくるしね。

 反対運動に人数が必要というのは、選挙の時は真実かも知れませんけど、活動のガイドラインを決める時には少人数で十分だし、これは情報収集も一緒。ぶっちゃけ、人数が増えれば増えるだけ相互の調整をとらなくちゃいけないから、機敏な行動ができなくなるんです。金もかかるし。

 そういうわけで、このブログでは常に少人数でのゲリラ戦を推奨しております。具体的には4〜8名前後でグループを作って、相互に足りない部分を補完するのがベストかな? もちろん、その場合にはクリエーターかユーザーかという垣根はナシですよ。当たり前ですけど。

Appendix

プロフィール

toriyamazine

Author:toriyamazine
東京都出身。
高校在学中にライターとしてデビュー。
以降は編集者・ライター・ゲームディレクター・実写アダルトDVDの監督、そして作家を兼任。
仕事はSMポルノ関係全般で、小説、ゲーム、実写etc、アニメーションを除くすべてのポルノ作品を平行して制作。年間発表数は約6作品前後がコンスタント。
一般作に関しては、別名義、もしくはアンカーマンとしてのみ参加中。

追記・最近になってメールで連絡が取れないという非難が多く聞かれるようになったので、仕事用のアドレスを公開しておきます。
sacs★sanwa-pub.com
です。★マークを@に変えて使ってね。

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